B型肝炎の給付金の請求の仕方について

B型肝炎の給付金を受け取るための方法について

給付金請求の流れ

和解
引用元 【アディーレ法律事務所 / B型肝炎訴訟依頼

基本的に、給付金を請求する場合国との和解をしなければならないため弁護士を雇って請求を進めていくのが一般的です。まず、給付金の請求をするには必要書類が多く必要です。人によって請求するために必要な資料は異なりますが、資料を集めたら弁護士側が調査などを行い必要な資料の不足や不備などを確認していきます。その後、不足や不備などが見られなかったら、弁護士側が訴状などを作成し、裁判所に提出をするという流れになります。弁護士を雇うことで、弁護士が国と和解をすすめていくことになり、和解の成立にかかる期間は早くて半年程度だと言われています

国との和解が成立したら、給付金の請求に必要な書類を社会保険診療報酬支払基金というところに提出することで、和解によって決まった金額の給付金を受け取ることができるというような流れになっています。弁護士を雇う場合は、給付金から弁護士費用を引いた額が受取額となることも理解しておきましょう。給付金を個人で請求するのか、弁護士を使うのかについては人によって選ぶことができますが、証拠集めや訴訟をスムーズに進めていきたいのであれば弁護士を使うことを検討した方がより楽になるので、考えて選びましょう。


因果関係が重要

給付金を受け取るためには、集団の予防接種でB型肝炎になったという因果関係が証明できなければいけません。では、どのような条件が当てはまれば因果関係が認められるのか確認してみましょう。まず1つ目が、B型ウイルスに持続感染しているという人です。そして2つ目が、満7歳までに集団で予防接種を受けたという人です。3つ目が定められた期間内に集団で予防接種を受けた人で、4つ目が母子感染や輸血など集団の予防接種以外でB型肝炎に感染してしまうような原因がないという人です。これらの条件に当てはまることで、集団予防接種で感染したという証拠にもなります。

注射

B型肝炎に持続感染しているという人の多くは、もともと母親がB型肝炎にかかっており、出産時の母親の血液によって新生児の体内に侵入することで感染してしまうパターンとなっています。しかし、B型肝炎訴訟では集団予防接種で感染したか否かというのが給付金の受け取りに大きな影響を受けるため、このような因果関係を裏付けるための条件が設定されています。また、集団予防接種によってB型肝炎に感染しその感染者から母子感染した場合に関しても給付金の受け取りが可能になっているので覚えておきましょう。


集団接種による給付金

B型肝炎に感染してしまった人の中には、給付金を受け取る対象になっている人がいます。条件はいくつかありますが、その中の1つが集団予防接種によってB型肝炎に感染してしまったというケースです。昔は今ほど衛生管理の状態が良いものではなく、昭和23年の7月1日から昭和63年の1月27日まで集団予防接種をした人の中にB型肝炎になってしまった人もいらっしゃいます。そのB型肝炎になってしまった理由として注射器を連続使用したことによって、ウイルスに感染してしまった人に対して給付金を支払うというものがあります。

お金給付金の額に関しては病気の状態によって異なり、大体50万円から最高で3600万円程度まで支払われます。この給付金を受け取るためにはまず、給付金を受け取るための条件に当てはまっているのかの確認からしていく必要があり、国を相手に国家賠償請求訴訟というものを起こしたうえで、国との和解をする必要があります。もしも、定められた期間に当てはまりB型肝炎にかかってしまった原因が集団予防接種の可能性が高いという場合は、手順に沿って手続きを進めていくことによって、給付金を受け取ることが可能なケースもありますから、覚えておきましょう。


B型肝炎とは

色んな病気がある中で、B型肝炎と呼ばれる病気があります。一度は病気の名前を聞いたことがあるという人も少なくないはずです。このB型肝炎という病気は、ウイルスに感染することによって発症する病気で、日本固有のウイルスに加えて海外固有のウイルスなども存在しています。劇症肝炎という重篤な状態にならなければ、完治するとも言われている病気です。基本的に、大人になってからこの病気に感染し感染したウイルスが日本固有のものであれば、慢性化する可能性は非常に低いのに対して、海外固有のウイルスにかかってしまった場合は、約1割の人が慢性化してしまうとも言われており注意が必要です。さらに、中には乳幼児期にB型肝炎のウイルスに感染し、ウイルスを身体に持つウイルス保有者となってしまうこともあります

手基本的にこのB型肝炎のウイルスというのは、血液や体液などの接触によって感染する病気です。以前までは、献血や治療に使う針などによって感染するということもありましたが、最近は献血の際にもウイルスのチェックが厳重に行われていますし治療に使う針などに関しても、衛生管理がよりしっかりと行われるようになったためこれらのものが原因で観戦するということはほとんどなくなりました。基本的に現代のB型肝炎の感染経路として主となっているのは性行為であり、キャリアのパートナーに抗体がない状態で性行為をしてしまうと感染してしまうことなどもあるので、注意が必要です。